3R・暮らしのトレンド

3R・暮らしのトレンド

“もったいない”を3Rへ。3Rでシンプル・快適な暮らし
1年間で東京ドーム約119 杯…家庭やオフィスからの出るごみの総量です

平成26年度、日本の一般ごみ*の総量は、東京ドーム約119杯分の4.432万トンでした。ごみの出所は、家庭から出る生活系ごみが2,874万トン、事業系ごみが1,307万トン、自治会などによる集団回収が250万トンで、生活系ごみが約65%を占めています。

1人1日あたりのごみ排出量は、947グラム。市町村などは一般ごみの処理に使う費用は年間1兆9,400億円で、1人当たりでは年約1万5,000円ものごみ処理費用を支払っていることになります。

このごみを減量するための考え方が、「3R(スリーアール)」。「リデュース」、「リユース」、「リサイクル」の英単語「Reduce」、「Reuse」、「Recycle」の頭文字をとったものです。

暮らしのなかで、①「ごみをなるべく出さないようにする=リデュース」、②「繰り返し使う=リユース」、③「使ったものを資源として再利用する=リサイクル」  一人ひとりが3Rに努めれば、ごみの総量はもっと減るはずです。

*一般ごみ 事業所や家庭から出るすべてのごみ(廃棄物)のうち、「産業廃棄物」にあたらないものが「一般廃棄物」(一般ごみ)で、市町村に処理責任があります。

3Rで暮らしを見直そう

“Less is More”--- 「少ないほど豊か」という言葉が注目され始めています。大量に生産されたモノを大量に使い、使い終われば捨てるのが、高度成長以降のふつうの生活でした。ところがいま、持たない暮らし・エコな暮らしや、良いものを長く大切に使うていねいな生活スタイルへの関心が高まっています。「持つ」ことから「整理する」ことへ、 「所有」から「シエア」へ、 「捨てる」から「直して使い続ける」へ・・・暮らしの理想イメージが、どうやら大きく変化し始めたようです。

モノにあふれた生活空間、ムダの多い毎日、「もったいない」の罪悪感・・・そんなマイナスの循環を断ち切るために! ! 3R(リデュース・リユース・リサイクル)でシンプルな暮らしを考えてみませんか?

不要になった衣類や日用品で、少しだけ社会貢献!

使わなくなった楽器や服飾品、読み終わった本、余っている文房具などなど。家に眠っている不用品をゴミとして捨てるのでなく、寄付する方法があります。次のだれかに役立ててもらうために・・・MOTTAINAIの気持ちを、小さな社会貢献に変えてみませんか?

想い出のランドセルをアフガニスタンの子どもたちに

国際協力NGOのジョイセフは、使われなくなったランドセルをアフガニスタンに寄贈し、十分な教育が受けられていない子どもたち、特に教育機会に恵まれない女の子たちを支援する活動をしています。ランドセル1個につき1800円を輸送経費として振込むことが必要。未使用の鉛筆や消しゴム、ノートなどをランドセルに入れて贈ることもできます。

ランドセルのメーカーのクラレでも同趣旨のキャンペーンが行われています。

JOICFPの「想い出のランドセルギフト」
https://www.joicfp.or.jp/jpn/donate/support/omoide_ransel/

クラレ 「ランドセルは海を越えて」
https://www.omoide-randoseru.com/home.html

使わないスポーツ用品や楽器を途上国の文化・スポーツ支援に

子どもの頃に遊んだサッカーボールやバット、音楽の時間に使ったリコーダーなど、想い出のつまったものはなかなか捨てられません。JICA (国際協力機構)では、使わなくなったスポーツ用品、楽器、CD、文房具、本、おもちゃなどを日本国内で集めて、海外に派遣中のJICAボランティアを通じて世界各地に届け、開発途上国のスポーツ、文化、教育、福祉などに役立てる活動をしています。

JICAの「世界の笑顔のために」プログラム

http://www.jica.go.jp/partner/smile/

不要になった本やCDで途上国にワクチン

ワクチンがないために感染症で命を落とす子どもが、世界では1日約4,000人もいるといわれています。NPO法人「世界の子どもにワクチンを日本委員会」は、国内で寄付を募り、予防可能な感染症で多くの子どもが命を落としている国々にワクチンを贈る活動をしている団体。不要になった本、ゲームソフト、CDや未使用切手・ハガキなどを送って、ワクチンの支援にかえることもできます。

NPO法人「世界の子どもにワクチンを日本委員会」

http://www.jcv-jp.org/donation/

http://www.jcv-jp.org/donation/recycle.html

フードバンクをご存じですか?

フードバンクとは、安全に食べられるのに包装の破損や過剰在庫、印字ミスなどの理由で、流通に出すことができない食品を企業などから提供してもらい、食品の支援を必要としている施設や団体、困窮世帯に無償で分配する活動です。企業からの寄贈だけでなく、家庭からもお中元・お歳暮や使いきれない缶詰、レトルト食品、麺類などを受け付けています。

アメリカでは40年以上の歴史がありますが、日本では2000年以降にフードバンク団体が設立されるようになりました。

行き場をなくし廃棄される運命の食品と、食に困っている人をつなぐ新しいしくみ「フードバンク」は「もったいない」を「ありがとう」に代える、いわば“食のセーフティーネット”。

農林水産省の2014年の調査では全国39団体が活動、年間に合計5,000トンを超す食料を届けています。NPOや学校法人の運営など、さまざまなフードバンク団体が設立され、活動の輪が全国に広がっています。

日本で最初につくられたフードバンク団体

セカンドハーベストジャパンのホームページはこちら

http://2hj.org/problem/foodbank/

全国フードバンク推進協議会のホームページはこちら

http://www.fb-kyougikai.net/